大人になってからの人との付き合い方
こんにちは、すけろくです。
昨日は会社同期が一人、結婚を機に退職するとのことで、最後のお別れ会でした。
彼女の幸せを願う一方で、3年ほど共にしてきた記憶が蘇ると、やはり寂しい気持ちが出てきます。
幸いにも、同期は年齢が少し違えど仲が良くさせてもらっています。
人との別れでふと思うことがあります。
その一時では寂しさ、悲しさが溢れ、この時間が止まればいいと思っていても、数年経てば意識することがなくなっていくということ。
あの頃すごく仲が良かったなぁ、よく遊んでたなと思うことはあっても、だからといって急に連絡するほど使命感には駆られない。
結婚、出産、子育て等により、日常がますます家庭を中心となっていくと、なかなか過去のつながりを維持することは難しくなっていくのかもしれません。
進路の違いによって、お互いのライフスタイルも変わり、スケジュールを合わせることも難しくなるのかもしれません。
博報堂生活総研「生活定点」の調査によると、交際についてのアンケートに、「人づきあいは面倒くさいと思う」と答えた人が35%いるようです。また、年代別でみても、年齢を重ねるごとに増加傾向にあるようです。
一方で、同調査の中に、「自分はだれとでも友達になれる」と答えた人が、27%ほどで、これは逆に年を重ねるとその割合が減少傾向になるようです。
人との接点が減るというよりも、そもそも自らその行為を面倒だと思っていて、それによって、以前よりも人との接し方に迷いが生じてしまうのかもしれません。
その根端には、大人になるほど「気を遣う」ということを覚え、距離感をもった接し方に替わることが原因なのでは、とも思います。
目上の人に対して、敬う気持ちで本来気遣いが行われるものが、何でもかんでも気遣いが生じているようにも思えます。
それは、気を遣う側なのか、気を遣われている側なのか、その時によって異なりますが、どちらにせよ、これにより、お互いが意見を共有しあえない関係になり、いわゆる、一方的な言動により相手を不快にさせる(ハラスメント)が生じているのでは、と感じます。
…なんて、大人になると人との付き合い方について考えるとどうしてもネガティブな考え方に陥りがちですね。。
SNSがある現代に生きる自分もたしかに、連絡を取りあうことはあっても直接会って話すことは少なくなってきました。
また、昨今のコロナ禍により、直接会うのではなく、画面上を通じて接することが増えています。
アイドルなどのエンタメ業界でも、以前までの「握手会」やライブは、コロナ禍ですべてオンライン形式に変わりました。
このコロナ禍により、時代によって大きく変わっていくんだということを、全世代が認識するきっかけになったと思います。また、その潮流に合わせて順応していく必要があることを学んだように思います。
もう少しデータ的なお話をしたかったですが。。。
要は、みんなあの頃のような気持ちに戻って、もっと仲良くしたいですね!と言いたかったのです。笑